旧車と中古車の違いは何?曖昧でどこからが旧車かわからない!

旧車とは

旧車には興味あるけど、どれの車が旧車にあたるか分からない・・・。
確かに中古車と旧車の「古い」イメージとしては似ていますので、昔の車=旧車と思いがちですね。
旧車とはどのような車のことでしょうか?
名前の通り古い車ということですが、決して「中古車」と同じわけではありません。
街の中古車専門店で取り扱っている車が全部、旧車ではなく、ほとんどが中古車になります。
旧車の定義で一番注目されるのは、車の外観になります。
見比べてみると分かりやすのでしょうが、旧車のスタイルと現行車のスタイルの違いです。
今の車にはない、ゴツさや昭和を感じることの出来るレトロ感が旧車にはあり特に人気です。
中古車と最大に違うことは、単純に古い車というわけではなく、古い車の中でも「往年の名車」と呼ばれる車を指します。
他にも、日本クラシックカー協会という団体があります。
日本クラシックカー協会の主催するイベントには、1975年以前に製造された車が参加条件とされています。
日本ではこの1975年以前の車が一種の「旧車」と「中古車」の判断基準になります。
但し、1975年以降の製造された車でも「旧車」と認識している人もいます。

旧車の呼び方

旧車には様々な呼び方があります。
日本語では主に旧車と呼びますが「クラシックカー」や「ヒストリックカー」と同じ意味として使用されています。
年代別で呼び方を変える場合もあります。
1919年~1930年に製造されたものを「ヴィンテージカー」と呼ばれています。
ちなみに東京都では1945年以前に製造された車をヴィンテージカーとして認め自動車税を減免しています。
第一次世界大戦より以前に製造された車を「ベテランカー」と呼ばれています。
他の呼び方として「ノスタルジックカー」とも呼ばれています。

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旧車は中古車とは違う!

中古車は主に大量生産されて製造された現代の車のことを指します。
旧車の時代は大量生産を行うことが難しく所々手作りで製造していた車種もあります。
もちろん、その中古車を好きな人も多くいることは間違いありません。
旧車には付加価値がついているもので、特に往年の名車と呼ばれるものが多いのは確かです。
都道府県によっては税金の減免の対象になっている場合もあるので購入を考えている人は確認をおススメします。
そのため、新しい時代を迎えても未だに旧車を好きで根底から支えている人たちが世界中にいます。
旧車の世界をご覧になってはいかがでしょうか?
きっと、楽しい世界が待っていますよ。

カテゴリー: 住宅の雑学