外装のリフォームで注意すべきこととは?

家を長く快適にキープするには外装のリフォームが必要です

新築から何年も経っていくと、外装の汚れやメンテナンスが気になってくるものです。しかし、当然コストもかかってくるため、よほどひどい状態でなければメンテナンスが先延ばしされ、「まだいいか」「いずれ行なえばいい」と思ってしまう方も少なくないようです。
しかし、外装リフォームを先延ばしにしすぎると、雪や雨がたくさん降った時に雨漏りしてしまう場合もあります。家を末永く快適な状態に保つには、定期的なメンテナンスが必要になってきます。

外装のリフォームはいつ頃行なえばいいのでしょうか?

外装リフォームは、住宅の立地環境や使われている外装の種類によっても異なってきますが、一般的には新築後約10年を目安にするとよいとされています。
外装リフォームに使われる塗料は数種類あり、アクリル系は一般的に4年~6年、ウレタン系は6年~10年耐用すると言われています。
また、光触媒塗料のうち遮熱塗料やシリコン系は10年~15年、フッ素系は15年~20年耐用します。この中で、耐用年数の短いアクリル系やウレタン系は低価格のため、リフォーム費用も安くはなりますが、長期の視点で考えると、かえって割高になってしまう場合もあるので、リフォーム会社に確認するとよいでしょう。

住宅の状態に適した建築資材と施工方法を選ぶようにしましょう

前述の塗料は、どんな住宅でも使用に適しているわけではありません。例えば遮熱塗料は屋根に使われるのが一般的で、太陽光を反射して屋根に熱がたまるのを抑えてくれるので、小屋裏の空間がないつくりをした住宅などには適しています。一方、築年数が古い住宅の場合、断熱材が使用されていなかったり、あっても劣化していることがよくあるため、遮熱塗料を含む機能的な塗料は、使用する前にリフォーム会社からよく調べてもらうようにするとよいでしょう。

外装リフォームは効果的かつ合理的な方法を選びましょう

外装のリフォームは、住宅を雨風やその他の被害から未然に防ぐことが大きな目的です。例えば屋根ばかりを塗装したりメンテナンスしたとしても、外壁にわずかな亀裂があったために雨漏りが生じてしまうケースもあります。これでは後々余計な修繕コストがかかってしまいます。
修繕工事には足場を組むことが必要となりますが、こうした費用と手間が一度の工事で済めば効率もよくなるので、合理的に工事を行なうためにはどのようにすればよいか、よくリフォーム会社と打ち合わせを行ないましょう。

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カテゴリー: 住宅の雑学